今回は養成所などのレッスンで意識しておいた方がいいことについてお話します。
もしドキッとした方がいたら、意識することで変えていけることですので、すぐに変えていく努力をしましょう。
言い訳は絶対にしない
これです。
言い訳は絶対にダメです。
やめましょう。
なぜだと思いますか?
次の例を自分に置き換えて考えてみてください。
ある課題を与えられたとしてそれがうまくいきませんでした。
それを今週は時間がなかったからと言い訳してしまいました。
来週はちゃんとやってきてねと言われました。
一週間のスケジュールは来週も変わりません。
次週ちゃんとやれると思いますか?
一度、時間がないからできなかったという事例を作ってしまうとまた同じような状況になった時に同じ言い訳をしてしまいます。
この繰り返しです。
これでは課題がいつまでたってもできるようにはなりませんよね?
なぜ言い訳をしてしまうのか。
それは自分を守りたいからです。
できない自分を認められない、時間がなかったからできなかっただけだ、と。
自分を守っていたままじゃ上達は見込めません!
これは断言できます。
失敗を積み重ねて成長するものです。
言い訳はその成長の機会を奪います。
絶対にやめましょう!
できない自分を認めてしっかりと受け止めましょう。
辛いことですが、ここを乗り越えないことには先にはいけません。
加えて、言い訳をする人って印象いいですか?
よくないですよね?
言い訳をする人はレッスンであれば講師、現場であれば音響監督や共演者からの印象は悪いです。
めちゃくちゃ講師に嫌われますし、もし現場でやってしまったら二度と仕事をもらえない可能性もあります・・・
そういう面でも言い訳をすることはやめましょう。
素直に受け入れる
レッスンにはダメだしがつきものです。
そのダメ出しは一度、素直に受け入れましょう。
ここに頑固さはいりません。
素直に受け止め改善できる力が必要です。
それが柔軟性につながります。
素直に受け止めることができないと、せっかく改善すべき点を教えてもらったのにそれを変えていくことができません。
素直に聞き入れすぐに変えることができる。
これをできる人が生き残っていきます。
他にも同期などからアドバイスを受けることもあると思います。
その意見が正しい時もあれば間違っている時もありますが、
一度は素直に受け止め、それから必要な情報かどうかを判断しましょう。
客観的な一つの意見です。
そこから発見できることもあります。
同期の意見だからとスルーしてしまうのは非常にもったいないことです。
むしろ養成所生の段階では他人にどんどん意見を求めていってもいいと思います。
固執しない
上の素直に聞き入れると似通っていますが、一つの考えに固執することはやめましょう。
声優は柔軟性が大事です。
固執することと柔軟性は真逆のことですよね?
固執してしまう感性も広がりませんし芝居も変わりません。
柔らかい頭を持ちましょう。
今すぐやれること!
今回まとめたものは今すぐやれることです。
自分やっちゃってたなーという方は今すぐこれらの悪癖はなくしておきましょう。
言い訳はいい結果を招きません。
言い訳とは縁を切りましょう!
それでは!
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