今回はコミュ障にままでは芝居はできないという話をします。
これから養成所に通う人は必見です。
声優だしマイクに向かって喋るんだからコミュ障でも大丈夫でしょ。
この考えをしている限り、あなたは声優になれません。
では、なぜ芝居をするのにコミュニケーション能力が必要なのでしょうか。
芝居も会話
声優を志している人はアニメや映画の吹き替えなど何かしらの作品に必ず触れていると思います。
その作品では、人と人が会話をしているシーンは必ずありましたよね?
人と人が関わることが全くない作品というのはないと思います。
芝居をしていても役を通してコミュニケーションをとっているのです。
普段からコミュニケーションが苦手だという人が芝居の時だけコミュ力が高い人を演じられると思いますか?
普段異性と話すのが苦手で目もあわせられない人が芝居の時だけ目を合わせて嬉々として話すことができますか?
形だけは真似することができるかもしれません。
が、それは無理してる感が痛々しいほど伝わってくる演技になっていることでしょう。
(これ見てる側はめちゃくちゃしんどいです。)
つまり
コミュ障のままでは芝居ができる状態では到底ない
ということなのです。
共演者とコミュニケーションを取る必要がある
芝居というものは一人芝居を除いて、相手がいて成り立つものです。
同じ役を演じたとしても人によってアプローチの仕方は様々なので、全く同じキャラクターにはならないでしょう。
ということは
相手によって自分の芝居も変化させなければならないのです。
自分は芝居変えないから相手が合わせろよという独りよがりの芝居をしている人がうまくいくことはありません。
実際に相手役の人ともコミュニケーションをとり、役を通してもコミュニケーションをとる必要があります。
あなたが相手の考えていることを話さなくてもわかる超人なら話は別ですが、そうではありませんよね?
人はコミュニケーションをとらないとわからないことがたくさんあります。
心が閉鎖的だと、現実世界でコミュニケーションがうまくとれないように芝居もうまくいきません。
コミュニケーション能力が必要
なにも芸人さんのようなすべらない話だとかキレキレの話術が必要だと言っているわけではありません。
最低限意思の疎通ができ、相手が不快にならないレベルのコミュニケーション能力があればいいのです。
コミュニケーション能力といっても、人と意思の疎通がとれないコミュ障の状態じゃなければまずは大丈夫です。
コミュニケーションがチャンスを生む
例え話をします。
養成所生なら講師、声優として活動されている方なら先輩とご飯にいく機会があったとします。
これは芝居のことについて(それ以外のこともですが)色々聞くチャンスですよね?
しかし、相手に畏怖があり何も聞くことが出来ずにいたら。
あなたはせっかくのチャンスを逃してしまうことになります。
コミュニケーションは学びの機会です。
それに自分が先輩や講師の立場だったとして、後輩や生徒に慕われて嫌な気持ちになりますか?
多くの人はならないと思います。
なので、近所の人などとも臆せず積極的にコミュニケーションを取り、目上の人とのコミュニケーションにも慣れて起きましょう。
先輩に気に入られて損なことはほとんどありません。
むしろチャンスだって転がってきます。
チャンスを拾っていきたいのであれば、コミュニケーション能力は磨いていきましょう。
苦手意識があるならまずは改善しようという意識から
コミュ障のままではうまくいかないことは理解してもらえたと思います。
しかし、すぐには治らないよと思うかもしれません。
治そうという意識を強く持つことが大事です。
意識を強くもっていれば行動に移すこともできるはずです。
コミュニケーションはとにかく機会を増やしていくことが改善の一手だと思います。
声優になりたいのであれば、コミュ障を克服しましょう!!
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